(敬称略)
各企画案内
8月6日(火)
【プレカンファレンス】9:30−11:30
「プログラミング教育必修化のグランドデザイン -小学校から中高大へバトンをどう渡すか- 」
2020年度より実施される学習指導要領では,子どもたちが将来どのような職業に就くとしても時代を越えて普遍的に求められるプログラミング的思考力を育むために,小学校段階から児童がプログラミングを体験しながら論理的思考力を身に付けるための学習活動を計画的に実施していくことが示されている。
CIEC第118回研究会でも教育用ロボットPETSを用いたワークショップを実施し,主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)の視点からプログラミング的思考を育む教育をどのように各教科へ展開していくかを議論してきた。
これまでの研究会をふまえ,このプレカンファレンスでは,実際にプログラミング教育を実践している教員から小学校の図画工作科でのPETS活用事例や総合的な学習の時間での取組み例などを紹介する。また開発者よるPETSの紹介やPETSの実機に触れ,プログラミングを体験できる場を設ける。
登壇者とコーディネータによるパネルディスカッション形式により,小中高大の連続性のあるプログラミング的思考力の育成をどのようにデザインするか,会場とも意見交換し議論を深めていきたい。
- パネリスト
-
渡辺 登 株式会社 for Our Kids
尾池佳子 八王子市立松枝小学校主幹教諭
森棟隆一 白百合学園中学高等学校教諭
- コーディネータ
- 平田義隆 京都女子中学校・高等学校
【全体会・基調講演】12:00−13:50
- 開会挨拶
- 篠田有史 実行委員長,甲南大学
- 開催校挨拶
- 長坂悦敬 甲南大学長
- 主催者挨拶
- 若林靖永 京都大学,一般社団法人CIEC会長理事)
■基調講演1
「変動するスポーツ現場 -自分自身の経験をもとに-」
伊東浩司 甲南大学スポーツ・健康科学教育センター教授
2000年シドニーオリンピックを最後に18年の現役生活を終えて,2001年から甲南大学で指導者という立場になり,今年で選手生活と同じ18年をむかえた。この36年の間に,スポーツに関する理論・コーチングも時代と共に大きく変化をしてきた。私自身の中央団体の役員・地方行政での経験を交えながら,36年間の成功・失敗を振り返り,現在の取り組みなどを紹介していきたいと考える。
略歴:報徳学園高校,東海大学政治経済学部経済学科卒業後,富士通株式会社,早稲田大学大学院スポーツ科学研究科を経て現職。1992年,1996年,2000年オリンピック日本代表。
■基調講演2
「スポーツデータサイエンス -スポーツにおけるデータ活用とその発展-」
酒折文武 中央大学理工学部准教授
ICTやセンサー技術の発達により,スポーツの世界において,選手やボールを追跡したトラッキングデータなどこれまでにない複雑かつ大規模なデータが取得されるようになり,戦術判断やチーム編成,怪我予防など,様々な場面でその活用が進みつつある。この流れは今年のラグビーワールドカップ日本開催,来年の東京オリンピックなどのビッグイベントを控えてさらに加速している。本講演ではその一端を紹介する。
略歴:中央大学理工学部数学科卒業,同大学院博士前期課程,後期課程修了後,民間企業,立教大学社会学部助手,中央大学理工学部専任講師,カリフォルニア大学アーバイン校客員研究員を経て現職。日本統計学会スポーツ統計分科会副主査。
【教育・ITフェアインデキシング】14:00−15:30
8月7日の「教育・ITフェア」企画へ出展の各社にステージ上で1分間のアピールをしていただきます。各ブースで最新機器や実践事例が展示されていますので,会場を回る際の参考にしてください。
【シンポジウム】 15:45−17:30
■シンポジウム1
「スポーツと教育とデータサイエンス」
現代では,スポーツの現場で様々なデータが収集され,その統計分析によりスポーツを科学的に捉えることがさかんに行われています。この現状を踏まえ,今後のスポーツの発展,教育へのつながりについて議論します。
- パネリスト
- 田中真介 京都大学国際高等教育院准教授
伊東浩司 甲南大学スポーツ・健康科学教育研究センター教授
酒折文武 中央大学理工学部准教授
- 司会
- 若林靖永 京都大学経営管理大学院教授,CIEC会長理事
■シンポジウム2
「学生の質の高い学びを支援する教育の近未来」
学生の学び方の変革が問われている。学生が自発的に必要なIT機器の操作技術 を身に付けたり,集いあったりして,自発的に自らの学びを深めていけるような 教育環境を提供している国内外の先進的な実践例を4名のパネリストから紹介いただく。
米国Duke大学は,数多くのノーベル賞受賞者を輩出するなど世界の名門大学の 1つである。遠藤仁美氏からは,ICT環境の設備充実だけでなく,それらを教員が 教育の中で効果的に使うめの支援が整っている状況や,学生が授業を履修したり 課題に取り組むために必要なITの操作技術を使い,どのように学んでいるかを紹介いただく。なお,CIEC国際活動委員会では,2011年と2019年にDuke大学の教育環境視察を行っており,2度とも遠藤氏が視察を受け入れてくださった。
早稲田大学の大鹿智基氏は,講義にICTを積極的に活用し,早大e-TeachingAwardを3回も受賞されている。さらには,大学施設や情報教育の総括をされていた経験も有するため,効果的なICTを活用した授業の実際や,LMS等について紹介いただく。
最後に,本PCカンファレンスの会場校である甲南大学にある「KONAN INFINITYCOMMONS(iCommons)」では,大学生だけでなく,教職員,卒業生,地域社会や企業に属する方々が縦横無尽につながり創造の場となることが期待されている。創立100周年記念として2017年に設立されたこの施設は,食堂,レストランやカフェ,プロジェクトルーム,スタジオなど多機能を持つ。まず,千葉美保子氏からは,甲南大学のラーニングコモンズのみならず,関西一円のラーニングコモン ズの状況について概説いただき,梅津春菜氏からは,学生の課外活動を支える Union(学生ラウンジ)の支援という観点からiCommonsを紹介いただく。最後に,参加者が自らの置かれた環境で新しい教育支援を構築していくために, 質疑応答や議論を行う。
- パネリスト
- 遠藤仁美 Duke大学 准教授
大鹿智基 早稲田大学商学部教授
千葉美保子 甲南大学共通教育センター講師
梅津春菜 甲南大学生活協同組合
- 司会
- 橘孝博 早稲田大学高等学院
【CIEC団体会員発表セッション】15:45−17:30
CIEC団体会員による各団体の最新の製品・サービス等やそれらを用いた事例・成果についての発表セッションです。質疑応答や意見交換等も行います。
15:45-16:00 株式会社ナレロー
反転型基礎情報科目におけるコンピュータ適応型テスト(CAT)活用の検討
16:05-16:20 株式会社ワークアカデミー
「学び×出会い=成長」~新しい学び空間「UMEDAI」のご案内
16:25-16:40 日経BP/日経BPマーケティング
ITリテラシー向上、資格取得等に役立つデジタル教材サービス「日経パソコンEdu」のご紹介
16:45-17:00 iJapan株式会社
Turnitin Feedback Studioの活用事例
17:05-17:20 日本マイクロソフト株式会社
Surface と Office 365 を組み合わせたこれからの学び
【イブニングセッション】18:00−20:00
<ワークショップ型>
(1)「フリーの数式処理ソフトによる数式の苦手な学生への活用法検討」
- 主催者
- 小川健(専修大学 経済学部 准教授)
数式の苦手な学生は多く,ソフトを活用して代替することや,ソフトを活用しての処理自体が求められる状態は少なくない。ところがプログラミングの能力が必要な場合もあれば,有料なソフトを必要とするような事例も少なくない。そうした事例の多くでは,現実的には数式の苦手な学生への配慮がなされた在り方とは必ずしもいえるわけではない。そこで,このイブニングセッションではフリーの数式処理ソフト等を,数式を苦手としている学生にも使える形で活用するための方法を検討・模索する形をとる。担当者はWindows用フリーソフトMicrosoft Mathematicsをベースにしながらも,色々な比較も想定している。知識・スキル・経験: Windows PCの使用経験があると望ましい。直接PCに入れられるようなPCの持参があると望ましい。(Macの場合は関連する情報提供を求めることがある。)
(2)「情報モラル・セキュリティをどう伝えるか~教材体験ワークショップ」
- 主催者
- 山田夕子(公認情報セキュリティ監査人補 社会医療法人愛仁会)
- 共催者
- 正しい講演を考えるグループ
各地の学校,自治体等で,講師を招いた情報モラル・セキュリティに関するセミナーがしばしば開かれています。多くの講師が適切な内容を伝えていますが, 中には,技術的に誤った内容で受講者を煽り,脅す講師も皆無ではありません。これでは,突拍子もない話に受講者は驚き怖がるものの,正しい理解から遠ざかってしまいます。「脅す」「煽る」「怖がらせる」ことで情報モラル・セキュリティを伝えることができるのでしょうか。本企画では,まず,説明に技術的な誤りの多い題材を紹介し,情報モラル・セキュリティ教育について,いくつかの教材を使いながら,1グループ3~5人で意見を交わしていただければと思います。なお,このセッションでは,参加者の勤務先も含めた背景等は不問。ゲームやテキスト等の持ち込みも可。映像教材もありますので,手元で見たい方はノートPCの持ち込みをお願いします。
(3)「はじめての micro:bit プログラミング」
- 主催者
- 笹倉理子(電気通信大学)
- 共催者
- 浅本紀子(お茶の水女子大学)
micro:bit は,初心者や低年齢の学習者が簡単にプログラミングの学修に取り組めるようデザインされた英国生まれの教育用マイコンボードです。現在は世界各国で児童のためのプログラミング教育に利用されており,日本でも昨年の夏に正式に発売され,小中高の授業や,課外活動,プログラミング教室等で使われています。このセッションでは,私たちがこれまで子供や教員養成課程の学生に教えてきた経験を踏まえて,はじめて,micro:bitを触る方を対象としてmicro:bitを使った活動をワークショップ形式で紹介します。経験者や活動事例をお持ちの方の参加も歓迎いたします。 ※ micro:bit は貸出しいたします。インターネット接続が可能なパソコンまたはスマートフォン等の機器をご持参ください。なお,スマートフォンの場合は,事前に micro:bit 公式アプリのダウンロードをお願いいたします。
(4)「クラウドサービスで展開するAGILEアクティブ・ラーニングモデルによるPBLの学習環境(アンビアンス)」
- 主催者
- 山本敏幸(関西大学教育推進部 教授)
- 共催者
- エルビータ・ウィアシー(関西大学国際部 講師)
千葉美保子(甲南大学共通教育センター 講師/関西大学教育開発支援センター研究員)
渡邉正樹(関西大学教育開発支援センター 研究員)
本企画はハンズオン・ヘッズオンで行うワークショップです。ソーシャル・コンストラクティビズムのパラダイムで,学習者が主体的にAGILEチームで学習活動を進めていき,学習進捗や学習成果を常時1枚のバーチャルポートフォリオページで可視化・共有し,24/7の学習環境と俯瞰的な学びの視点で学習モチベーションを維持する工夫について取り上げます。このような学習環境でのアンビアンスをどう担保するかについて考えるワークショップです。さらに,ICT(Information Literacy)とアクティブ・ラーニングで展開するAcademic Integrityについても検討します。このワークショップで提案する学習環境は,既に関西大学の共通教養科目やプロジェクト型学習の科目群で導入され,海外の大学との協働学習の形態(海外の学生と本学の学生がチームを組み,ディスカッションを通して定義した課題に取り組み,学びを深めるカリキュラム)で実施しており,本企画ではショーケースとして情報共有いたします。
<交流型>
(1)「実務家教員ってなんだろう?」
- 主催者
- 古賀暁彦(産業能率大学 情報マネジメント学部)/筒井洋一(京都工芸繊維大学 工芸科学部)
「実務家教員」が大学内でも一定の位置を占めようとしています。また文部科学省がその活用を促していることから,昨今大学業界で様々な議論を呼んでいます。しかし,その言葉の定義が曖昧なため,議論が噛み合わないことが課題となっています。そこで本セッションでは,参加者の抱く実務家教員像を手がかりにその多様性を認識し,「実務家教員タキソノミー」を検討・共有化します。既に,今年6月に開催された大学教育学会において同一テーマのセッションを実施したので,CIECの対話との相違等も共有できればと考えています。また,ICT教育の学会らしく,Web会議ツールZoomを使って,オンライン参加者を交えた対話をおこないます。オンライン参加の方は,Zoomアプリダウンロード後に,セッション開始時間前に,https://zoom.us/j/389830644 にお入り下さい。ゆるりと,一緒に話し合いましょう。
(2)「外国語学習に役立つWebリソース・アプリを共有する」
- 主催者
- 清原文代(大阪府立大学 高等教育推進機構)
現在ネット上には様々な外国語学習に役立つ無料または安価なリソースがある。また,スマートフォンの無料または安価アプリの中にも外国語学習に役立つもの,或いは教員の授業準備や授業進行を補助できるものがある。本セッションでは,各教員が知っている上記のようなリソースや,それを使用する際のちょっとしたアイデア等を相互に共有することを目的とする。具体的には参加者に各自スマートフォンを持ってきていただき,Googleフォームを使用してその場でツールの名称やURL,簡単な説明などを記入してもらい,それらを随時参照しながら,1人あたり2〜3分程度のライトニングトークの形で紹介,及び質疑応答を行う予定である。また,そういったアプリやWebページは特に知らないという場合も「授業でこういうことがしたいのだが,何か良いアプリやWebページはありませんか?」という質問も歓迎する。
(3)「大学生協PC講座の課題を考える」
- 主催者
- 情報生活サポート研究会(CIEC九州支部)/大学生協事業連合九州地区
大学生協PC講座は全国約100大学で開講され受講生も17,000名に至っています。この講座は,”先輩が自分たちの大学でのICT生活を新入生へ伝える”をコンセプトにしていることが最大の特徴であり,全国の大学で多種多様な講座形態,期間,内容の取組が成されています。このイブニングセッションでは,全国の大学生協PC講座で,どんな背景からどんな内容の講座を行っているか,事例を交流し,そこで得られた知見や課題を出し合い,どんなPC講座が大学生に必要か議論します。PC講座に関わられている学生スタッフ,生協職員・理事の方々はもちろん,情報教育に関する知見をお持ちの研究者・教職員の皆様のご参加を歓迎します。
(4)「大学生協のDECSアプリの次世代インターフェースを皆さんの声で作ろう」
- 主催者
- 小田部荘司(九州工業大学)
- 共催者
- 森川佳則(大学生協事業連合)
大学生協の電子書籍アプリは2019年春にWindows・iOSで 新しいバージョンをリリースしました。数少ない,大学の授業向けに設計した高等教育向け電子書籍ビューアアプリです。これまでも新バージョンのリリース時には多くの声をもとに「より教えやすい,より学びやすい」アプリを目指してきました。来春に向けて皆さんとどのようなインターフェースだとより良いのか,さらに将来的にどのような機能があれば「より教えやすい,より学びやすい」ものになるのか議論したいと考えています。いただいた意見は次期開発で検討しますので,ぜひご参加ください。DECSアプリを使用したことがある人が主になりますが,「こういうものなら自分も使ってみたい」と考えておられる方の参加も歓迎いたします
(5)「情報活用能力の向上のための学生への人的支援のありかた~学生ICTヘルプデスクの活動を通して~」
- 主催者
- 尾崎拓郎(大阪教育大学)
- 共催者
- 森本尚之(三重大学)満田清恵(中京大学)
近年,学生の情報活用能力の向上や大学の情報基盤システムの高度化を目指した大学の取り組みのひとつとして,情報端末(ノートパソコン)の学生への必携を課す大学が増加している。 情報端末必携事業を大学へ導入するにあたり,単純な情報基盤システムの高度化を目指すだけではなく,学生への端末管理能力の向上も視野に入れたものとなっている。それらを達成するためには,情報端末必携事業へのICTヘルプデスクが不可欠となるが,その支援のあり方については大学ごとに様々な工夫がなされているところである。本セッションにおいては,情報端末の利用促進を,学内構成員に促進するためのICTヘルプデスクサービスについて,大学教職員,学生支援員,大学生協といった,それぞれの違った立場から,各々の観点や取り組みについて述べ,今後の支援サービスのあり方についてフロアを交えて議論を行う。
8月7日(水)
【教育・ITフェア】 10:30−17:00
IT技術の進歩により,私たちの生活は大きな変化を遂げています。毎年多くの教育関連企業の方にご出展をいただいております。各分野の「最新」「最先端」の技術の情報が入手でき,実際に機器やソフトを試すことができます。教育・研究素材の収集や交流の場として大変好評を得ております。ぜひ会場にお寄りください。
≫教育・IT フェア 展示ご案内(PDF:452KB)
≫教育・IT フェア ブース番号(PDF:97KB)
≫教育・IT フェア ブース配置図(PDF:1.1MB)
【分科会】
- 口頭発表
- 8月7日(水)9:00−11:55 15:30−17:25 / 8月8日(木)9:00−11:25
- ポスター発表
- 8月7日(水)14:00−15:00(発表者立ち会い時間)
8月8日(木)
【セミナー】前半12:00−13:30 後半13:45−15:15
■セミナー1 時間:12:00−13:30 会場:1号館3階131教室
「CIEC会誌『コンピュータ&エデュケーション』に採択されるために-新しい投稿カテゴリーが期待するもの-」
会誌では投稿論文の種別を「研究論文」に加え「実践論文」「研究ノート」「実践報告」を新たに設けました。これらがどんなものを求めているのか,採択の成否を分けるもの,質を高める統計手法などについて検討します。
- パネリスト
- 横川博一 神戸大学
武沢 護 早稲田大学大学院・高等学院
村上正行 大阪大学
寺尾 敦 青山学院大学
■セミナー2 時間:12:00−13:30/13:45−15:15 会場:2号館5階251教室
「電子コンテンツを活用してさらに大学生の学びを有意義にするには-『リーディングスキル講座』模擬講座と実践事例から-」
セミナー2では,前半(1コマ目)に電子コンテンツを活用し大学生の学びの向上を目指す実践例として,新潟大生協がこの春に実施した『リーディングスキル講座』の模擬講座を行います。後半(2コマ目)では,模擬講座体験と午前中までの分科会での活用・実践報告等を踏まえ,より深く電子コンテンツを使った学習の狙いと効果について,会場の皆さんとパネラー(分科会報告者等)とでディスカッションを行い,検証していきます。(2コマ目からの参加も可能です。)
『リーディングスキル講座』講師 神谷正孝 株式会社イークレスト
- パネリスト
- 宮坂悠平 新潟大学生活協同組合
■セミナー3 時間:12:00−13:30 会場:1号館3階133教室
「2020年大学入試制度改革に向けた教育とは」
2020年大学入試制度改革を切り口に,「入試で把握すべき学力」が変わっていく中で,小中高ではどのような教育が必要となっていくのか。またそれを踏まえ,受け入れた大学側にも教育の力が求められていくことになる。 新テスト方式についても理解を深めながら,新たな「教育」,学習者像,入学者像,および大学生協の役割などについて考えていきます。
- パネリスト
- 内村 浩 元高大接続改革WG委員
- 司会
- 興治文子 東京理科大学
■セミナー4 時間:13:45−15:15 会場:1号館3階132教室
「学びの新たな空間 -ラーニングコモンズの設計と運営-」
Web学習環境が進むなか,学生が集まりそして議論を進めるような学習を可能にする「場」としての図書館やラーニングコモンズの役割の重要性が高まっている。このセミナーではその在り方,情報環境のサポート運営などについて課題を中心に議論し,新しい学びを実現するための教育環境について展望する。
- パネリスト
- 尾崎拓郎 大阪教育大学
庭井史絵 青山学院大学
横濱友一 聖徳学園中学高等学校 - コーディネータ
- 武沢 護 早稲田大学大学院/高等学院