口頭1-A-22024年8月18日(日) 09:50 - 10:05会場:1号館101

ルワンダの識字率向上に向けた活動とその展望

稲本 遥(聖徳学園高等学校 三学年 )

発表キーワード
教育
国際交流

私は「聖徳学園と世界を繋ぐ」を目標に、交流会や様々なイベントを企画・運営する校内のボランティア団体での活動を通して、世界の教育状況に興味を持った。高校3年間でマルタ、ベトナム、ルワンダの3カ国に行き、それぞれの国の学校に足を運び教育現状を肌で感じた。また、その国の教育に対して何か自分が貢献できることはないかと考え、ターゲットをルワンダに絞り、ルワンダの顕著な問題である識字率の低さに着目し、識字率アップの探究活動を行った。探究活動の内容は、ルワンダの公用語である英語の識字率を上げるためABC表を歌いながら書いていくこと、他国の文化や言語を知ってほしいと考え、あいうえおを全員で発音しながら私が書き、あいうえお表を作成することの2つである。探究の結果、ABCの読み書きは可能であり識字率は高いが、運用能力や言語能力が低いことが分かった。本論文では、3つの国から得た知見、考察、今後の展望を論ずる。