口頭1-A-52024年8月18日(日) 10:50 - 11:05会場:1号館101

自己同一性を確立するための居場所づくり

生松 祐里乃(聖徳学園中学・高等学校 / 高校3年 )

発表キーワード
孤立
居場所
コミュニティ

私は合唱部の部長として多くの方々に出会ってきた。その活動の中で「居場所」の重要性に気づいた。私自身、合唱部という「居場所」があることにより負けず嫌いだったり、人と協力して何かを作ることが好きだったりなどの自己に対しての新たな発見が多々あった。孤立、孤独が社会問題として挙げられる昨今では、自己同一性を確立するためにも「居場所」という存在が密接に関わってくる。私自身が高校三年間で所属したコミュニティは、系統は違えど、どのコミュニティも「居場所」としての存在意義が強くあった。私は、多くの人の自己同一性を確立するための居場所づくりを目標に活動を続けてきた。学校外での活動では実際に子ども食堂に出向き地域の「居場所」とは何かを学んだ。本論文では、孤独、孤立に対してのアンケート調査や自分自身が実際にコミュニティを運営したり、参加したりして得た学び、今後の展望を論ずる。