口頭2-A-32024年8月18日(日) 10:30 - 10:55会場:1号館102
創立150年官立新潟学校の理数工教育創生時の実態解読とその能動学習的な再構成
- 発表キーワード
- ICT活用アクティブラーニング
- 創立150年官立新潟学校の理数工教育
- 簡易実験検証教育
創立150年を今年(2024)迎えた官立新潟学校に於ける授業記録他を読み解いてきている。そして、ハラタマ・リヒター等のお抱え外国人教師時代から、日本人教師(市川・飯盛・桜井・小川・後藤・他)や師範生徒の倉茂他による多様な教育方式開拓時代が如何に展開されたか、その理数工教育の史的特質と教訓を明治期授業記録を調査分析して、解読解明してきた。更に、それらの現代的ICT‐AI活用型のアクティブ・ラーニング(AL)型授業への現代的再構成を目指して、100均店等の安価で近易な素材活用により、簡易実験的検証を配置するAL授業を具体化してきている。そうした欧米日の科学教育史的潮流を比較検証しつつ、明治期以来の簡易実験による検証を基礎にした、能動的深い学びを志向したICT―AI活用型授業へと現代的に再構成する具体化を試行してきた。そうした調査分析や実践を報告する。