高等教育機関におけるデジタル教科書の利用前後の学生評価と行動変化

発表キーワード

大学教育

大学教員・職員

調査報告

文部科学省は令和6年度から、小学校５年生から中学校３年生を対象として「英語」、その次に現場のニーズが高い「算数・数学」を段階的に導入していくことが決定し、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に資するデジタル教科書のより一層の効果的な活用について期待されている。このデジタル教科書を利用した学習を経験した世代の大学進学が数年後に迫るなか、高等教育機関はデジタル教科書の利用環境の整備、教員の授業利用が課題となっている。その中で今の学生が、デジタル教科書の利用をどのように感じているか、授業利用や予復習でどのように活用しているか、利用前後の評価や行動変化について調査した結果を報告する。