口頭3-A-12024年8月18日(日) 15:00 - 15:25会場:1号館102

programming 学習初期から理想的な開発様式を提供する仕組みについて

石川 高行(大阪国際大学 )

発表キーワード
programming教育
tool活用

programming の実務では、各種 test に pass していること、code の documentation が一応揃っていること、といった状態を保ちながら開発が進められるが、programming 学習の場ではこういった状態を保持する tools はなかなか導入されず、また学習者も手間の増加を嫌う傾向があるものと思われる。本発表では、(1)Ruby に於いて常に RSpec が全て pass し (2)YARD の documentation が 100% であることを意識させ (3)RuboCop による整形が済んでいる、という雛型を提供する仕組みを実演し、学習者がこれら3点の状態を保持するよう仕向ける指導を提案する。同時に、教員が RSpec test を用意しこれに pass するように学習者が programming する仕組みを提案する。