口頭3-B-32024年8月18日(日) 16:00 - 16:25会場:1号館103

内面的要素によるグループワーク及び発表成果への影響に関する研究

菅井 悠人(東北学院大学大学院工学研究科 )

発表キーワード
アクティブラーニング
内面的要素
学力差

本学の機械知能工学科に入学する学生は、普通高校、工業高校出身で知識に偏りがある。本学の理工学系講義は教養科目と専門科目の応用であるため、短期間で膨大な量の知識を定着させることは困難であり、講義の理解度に差が生じる。その対策として我々は、専門科目である「ユニバーサルデザイン(UD)」にアクティブ・ラーニングを取り入れ、より効果的に学習成果を得るための研究を行っている。この講義では、グループごとにUDを取り入れた商品開発をシミュレーションし、その内容をスライドにまとめて発表を行う。本報では,各個人の性格及びグループワークへの意欲に着目し、eラーニングシステム(Moodle)を利用して学生へのアンケートを行った。コロナ禍による影響もあり、他人とのコミュニケーションが不得意、一人の作業を好む学生も増えてきている。そこで、内面的要素によるグループワーク及び発表成果への影響について調査したので報告する。