口頭3-D-22024年8月18日(日) 15:30 - 15:55会場:1号館105

実践と学習のグラデーションに着目したPBLのデザイン

長岡 健(法政大学 )

発表キーワード
PBL
学習環境デザイン
ワークショップ

法政大学経営学部長岡研究室は、街の中でオープンゼミを展開しながら、大学や企業の垣根を越えた「創造的な対話の場づくり」にチャレンジする「カフェゼミ」というプロジェクトに取り組んでいる。2024年5月に60回目を開催するカフェゼミは、教員指導のもと、15名程度の学生が主体的に運営してきた。このプロジェクト活動のPBL的側面に視点を当てた時、その特徴として①学習者を含む殆どのステークホルダーが「実践活動」として認識しており、②「学習活動」は様々な面でインフォーマルに進められる、という2点が挙げられる。本発表では、学生主体のプロジェクト活動としてのカフェゼミの事例を紹介し、大学生を対象としたPBLのデザインについて考察する。特に、PBLにおける「実践と学習のグラデーション」に着目し、高校生向けPBLや社会人向けアクションラーニングとの違いについて概念的な整理を試みる。(参考)https://www.tnlab.net/cafesemi/