口頭4-A-12024年8月19日(月) 09:30 - 09:55会場:1号館102

Contest-Based Learning を用いた統計・データサイエンス教育

竹内 光悦(実践女子大学 )

発表キーワード
Project-BasedLearning
探究学習
協働学習

統計・データサイエンス教育の重要性が高まっている中、教科書の内容の学習だけでは実際の社会で役立つ知識や技能の習得が難しい。この課題に対応するため、探究学習や Project-Based Learning(PBL)などの課題解決型学習が効果を示している。特に、チーム参加型のコンテスト形式である Contest-Based Learning(CBL)は、統計・データサイエンス教育において効果的である。CBL では、実際の社会で直面するようなリアルなデータと課題を扱うことで、実践的な分析スキルを学生に体験させることができる。また、コンテストという形式を取ることで、専門家による評価やフィードバックが得られ、受賞作品を分析することで学びが深まる。本研究では、これまで行ってきた統計・データサイエンスに関するコンテストへの参加や運営を通じた CBL の効果と課題について紹介し、授業モデルを提案する。