口頭4-B-12024年8月19日(月) 09:30 - 09:55会場:1号館103

学部におけるアントレプレナーシップ教育の定着度に関する研究

笠倉 知弥(武蔵野大学 )

発表キーワード
アントレプレナーシップ教育

2021年4月に日本初のアントレプレナーシップ学部(武蔵野EMC)が設立された。武蔵野EMCに入学し一定期間実践的なカリキュラムを学んだ学生は、グローバルアントレプレナーシップモニター(GEM)に則った起業家精神の定着度合いを示すスコアの高さとメンタルヘルススコアには相関関係があることがわかった。しかしこの分析においては、流動的なコミュニケーション方法で得た会話データを使用しており、会話当事者同士の個人的な関係値が影響していまっていることが否めない。また測定頻度が一年間に3回ということで定期的な追跡ができていない。よってより短いスパンでの学生のメンタルヘルス状態を確認し、学生の個人活動に密着した長期的な分析を続ける必要がある。そこで今回は、より個人に着目し、学生の個人の活動に対して武蔵野EMCでの教育効果があるのかという点をインタビュー調査によって分析する。