口頭4-B-42024年8月19日(月) 11:00 - 11:25会場:1号館103

続・BYOD環境でのPC授業における問題点の整理-近未来における小中高からの接続

長澤 直子(京都先端科学大学 )

発表キーワード
BYOD
OSの違い
アクティブラーニング

大学BYODで今後起こり得る問題点を、小中高でのICT機器利用経験からの接続に焦点を置いて考える。過年度のPCCでは、BYODと実習室の間での環境の差異や、BYODを実施することによるメリットとデメリットを整理したが、その際、全員のマシン環境が揃わないために実習が止まることがあり得ることを指摘していた。ところが、学生が既に高校時代から持ち合わせているマシンを持参する場合、揃うどころかさらにバラエティーに富む方向へ向かうことが見え始めた。実際に本学では今年度WindowsPCの持ち込みを推奨したものの、Mac、Chromebook、iPadなどが持ち込まれた。いずれも高校時代に利用していたものだという。これらのマシンを引き続き活用してもらう場合にどこでどのように問題が出ることが予想されるか。その場合、授業はどのようにデザインするべきか。本セッションでは、こういった点について考えていきたい。