口頭4-C-32024年8月19日(月) 10:30 - 10:55会場:1号館104
弱い外発的動機づけを導入した授業における 文系大学生のタイピング能力の変化
- 発表キーワード
- タイピング
- コンピュータ・リテラシー教育
- 外発的動機づけ
近年、スマートフォン等の普及により、大学生のタイピング能力の低下が問題となっている。著者は、コロナ禍前から文系大学生のタイピング能力の調査をおこなってきた。その過程で、著者が担当する情報関係の授業内容に合わせて、タイピングの練習方法や評価方法も変化させてきた。今回は、昨年発表したタイピング能力によって不合格や減点を伴う「強い外発的動機付け」では無く、不合格や減点はせずに単に加点のみを伴う「弱い外発的動機付け」を導入した結果を報告する。それと共に、授業アンケート等の学生側の反応も紹介する。また、それらのタイピング能力を習得した学生が、約半年後にどの程度タイピング能力が低下しているかの調査をおこなった結果も含めて報告する予定である。発表に際しては、過去の同様の研究結果との比較が必要である為、過去に発表したデータを引用する場合がありますので、予めご了承下さい。