口頭1-A-12025年8月22日(金) 09:30 - 09:45会場:202

カナダをモデルケースとしてこれからの日本の移民政策の行方

髙橋 佑輔(郁文館グローバル高校)

発表キーワード
移民政策
国際協力

カナダは多文化共生を国家の柱とし、多様な人材を積極的に受け入れながら社会統合を進めてきた。移民は経済成長だけでなく、社会の活性化にも大きく貢献している。これに対し、日本は少子高齢化が進む中で移民政策に慎重な姿勢を続けてきたが、今後は労働力確保や社会の持続可能性の観点からも本格的な受け入れ体制が求められる。カナダの例に学び、多様な背景を持つ人々が安心して暮らし、互いに尊重し合える社会づくりを目指すべきである。そのためには、移民への教育支援、雇用機会の確保、地域社会との交流促進など、多面的な取り組みが不可欠である。受け入れと統合を一体的に進めることが、これからの日本にとって重要な課題である。