口頭1-C-22025年8月22日(金) 09:50 - 10:05会場:204
若者の無関心を乗り越える教育改革ー学生への意識調査におけるデータ分析からー
- 発表キーワード
- データサイエンス
- 自発性
- 教育改革
現在、わが国においては、社会課題に対する関心を持たない若者が一定数存在し、日本総合研究所の調査によれば、国内外の環境問題等に無関心な若者は31.4%にのぼる。本研究では、その背景として、学校教育における形式的・受動的な学習環境や、日常における刺激や変化の乏しさ、さらには学校と社会との接続の希薄さに注目する。これらの要因を若者の自発性や社会参画意識の醸成を妨げていると仮定し、学生への意識調査および教育現場における実践データをもとに学校と企業が連携した新たな授業形態の導入を提案する。最終的には、学生が社会課題を含む多様な分野に関心を持ち、自らの将来像を主体的に構想できる環境の構築を通じて、教育の可能性を拡張することを目的とする。