口頭4-B-52025年8月23日(土) 11:30 - 11:55会場:202
AI時代の人材育成を意識した地域課題解決プロジェクトの実践報告
- 発表キーワード
- 「縄文システム工学」
- 機械学習
- ローコード開発
本学では,学生らが在学中に様々なプロジェクトを実施している。曽我研究室の学生は,サービス工学の観点から千歳市埋蔵文化財センターや支笏洞爺国立公園内のホテル旅館業などと共にARや機械学習を用いたソリューションの開発を行っている。学生は,現場の課題の発見や現象の観察などを行い,従業員などと共に解決のアイデアを検討する。その多くは,ローコード開発ツールを用いて実装され,UXマトリクスを用いてユーザに受け入れられるように改善し,提供される。取り組みのきっかけは,ステークホルダーとの対話など,コミュニケーションや現場の観察などによりもたらされるものが少なくない。こうしたアイデアの実現のために,実際に額に汗をかきながら取り組むことを,ここでは「縄文システム工学」と呼ぶ。AI時代に,独自のアイデアを創出できるような人材の育成に資する「縄文システム工学」の取り組みについて実践報告を行う。