口頭3-E-12025年8月22日(金) 15:00 - 15:25会場:305
災害状況と要配慮者を考慮したUAVによる避難行動支援の効果の検討
- 発表キーワード
- マルチ・エージェント・シミュレーション
- UAV
- 避難支援
災害発生時、全ての人が早急に避難場所へ安全に避難することが重要である。また二次被害から身を守るため、災害状況や避難場所までの安全な経路を把握することが必要となる。そのため、災害状況に応じた避難誘導が重要であると考える。UAVは人手を使わず、災害時の情報収集や、避難者の探索が可能であるため活用が期待されている。また、高齢者や障害者、幼児、児童、生徒など要配慮者の安全な避難は特に重要である。本研究では、MASを用いて、屋外で災害状況が変化する中でUAVを活用し要配慮者を含む避難者を支援する状況を想定したシミュレーション環境を構築し、その効果について評価、検討する。UAVは災害エリアを模した空間を自律飛行し、危険な箇所を記録する。UAVによる避難支援方法を複数提案し、評価指標として全員が避難完了するまでの時間と避難完了者数を比較する。災害時のUAV活用により、より安全な避難に繋げることを目指す。