口頭3-D-52025年8月22日(金) 17:00 - 17:25会場:204
クラウド型Jupyter Notebook環境を用いたRプログラミング教育
- 発表キーワード
- プログラミング教育
- JupyterNotebook
- クラウド型学習環境
早稲田大学高等学院では高校2年生を対象に、R言語を用いたプログラミングおよびデータサイエンスの授業を行っている。従来は標準的なRgui環境を使用していたが、操作の煩雑さや学習環境構築の難しさ、教員の実技試験運営負担などが課題であった。そこでクラウド型教育システムCES-Alpha上にJupyter Notebook環境を導入し、生徒の操作負担の軽減と学習効率の向上、教員の準備や課題回収、試験運営の負担軽減を図った。本発表では新環境を授業および実技試験に適用した事例を報告する。RguiとJupyter Notebookの両環境を併用した授業を通して、生徒の操作性や学習意欲、教員の運営負担に関する調査結果から、JupyterNotebook導入の教育的効果と授業運営改善の可能性を考察する。