開催挨拶

2014年のPCカンファレンスは「『地方』教育の未来を創る」というテーマで札幌学院大学において開催されることになりました。実行委員会およびCIEC北海道支部を代表しまして皆様のご参加を心から歓迎致します。　

今回のテーマに支部の想いを込めて「地方」という言葉を入れさせていただきました。この言葉から連想されることは人によって異なるかもしれません。私は今回、北海道を地理的な意味で「地方」と呼んでいます。東京から札幌まで約900kmあり、生きた情報交換をするには、この距離を克服する必要があります。この見方は北海道内各都市についても成り立ちます。札幌市から北海道の各都市までの距離は、道南の函館市、道北の稚内市まで約300km、道東の根室市まで約400kmありますので、地方の教員どうしの直接交流は容易ではありません。　

今回のPCカンファレンス開催の機会に、地方の教育を担っている方々に、ICT利活用の視点を入れながら教育の現状と課題についての情報共有・意見交換を行っていただくとともに、シンポジウムや分科会等の場を通じて「解決策」を模索できたらと考えております。もちろん、地理的に「地方」と考えられるのは北海道には限りません。全国各地の小中高大の先生方、PCカンファレンスの自由な雰囲気の中で是非いっしょに議論し、CIEC会員の取組みを互いに積極的に取り入れながら私達の「教育の未来」を創りませんか！　

夏の北海道でみなさまのご参加を心よりお待ち申し上げております。

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