口頭2-C-12022年8月12日(金) 09:30 - 09:55会場:303
文系大学生のタイピング能力とタイピングソフト間のスコア変換
- 発表キーワード
- タイピング
- コンピュータリテラシー
- 大学基礎教育
スマートフォンの普及等により、若者のタイピング能力が低下していると言われている。著者の勤務する文系の大学生を対象に、継続的にタイピング能力の調査をおこなっている。本論文では、著者の勤務する文系の大学生に関して、タイピング能力を調査した結果を報告する。 タイピングソフトは多くの種類があり、それぞれ特徴がありどの様なタイピングソフトを用いるかが決定される。多くのタイピングソフトでは、タイピングの能力を数値で表示する機能があるが、その数値はそのタイピングソフト中の相対的な数値表現である。したがって、複数のタイピングソフトの数値を比較する事が困難である。そこで、本論文では古くから利用されている美佳タイプ(Mika Type)と、インターネット上でタイピングの練習が可能なe-typingにおけるスコア表示に関して、そのスコアを相互変換する可能性に関して検討をおこなう。