口頭2-B-42022年8月12日(金) 11:00 - 11:25会場:202B

講義形態変化と課題難易度による学習成果の影響

井上 慶星(東北学院大学工学研究科機械工学専攻)

発表キーワード
Moodle
コピペルナー
jReadability

AO・推薦入試で入学した学生は一般入試で入学した学生に比べ,基礎学力が低い傾向にある.それに加え,理工学系の専門科目は高校知識の応用が多いため講義内容の理解に差が生じる.そこで我々は専門科目である「機械設計学」にアクティブ・ラーニングを取り入れることで,より効果的に学習成果を得るための研究を行っている.前報ではCOVID-19による遠隔講義が及ぼす影響について,eラーニングシステム(Moodle)を利用したアンケートや提出課題をもとに調査した.本報では遠隔講義から対面講義へ移行したことによる,学習成果の影響をコピー判定ソフト(コピペルナー)や日本語文章難度判別システム(jReadability)を用いて解析を行う.また,課題を任意提出と要提出に分け,難易度を徐々に上げることで学習成果に与える影響も調査したので合わせて報告する.