口頭4-C-52022年8月13日(土) 11:30 - 11:55会場:202A

都市のデジタルツイン教育の提案 4D for Innovation part.2

笹谷 康之(立命館大学理工学部)

発表キーワード
メタバース
データの地産地消
PLATEAU

そこで「メタバースづくりを通じてウェルビーイングな未来社会を支える」をテーマとする2022年度通年のゼミナールを開講したので、その理念と実践を紹介する。メタバースのプラットフォームを巡っては世界的な大手企業が熾烈な競争を展開しているが、授業ではこれらとは一線を画し、学外の専門家や住?の協力者と連携しながら、モノ世界を、データを用いて3Dの仮想世界を再現してフィードバックすることで現実世界をよりよくしていく簡易なデジタルツインの構築を目指す。オープンソースやオープンデータを用いて、人々の真の幸福(well-being)を志向し、ゼロベースで考えるライフセントリック(生命・人生・生活中心的)にアプローチする。そして、国土交通省が唱導する3D都市モデルのPLATEAUを活用したメタバースの中でアバターとして活躍し、地域固有の資源をコンテンツとして使いデータを地産地消する仕組みを創り出す。