口頭2-A-32022年8月12日(金) 10:30 - 10:55会場:202A

COVID-19による講義形態の変化に伴う影響

鈴木 大貴(東北学院大学大学院工学研究科)

発表キーワード
COVID-19
Moodle
製図

近年,COVID-19の影響により大学の講義形態は,オンラインミーティングツールを利用した遠隔形式が主流となった.本学の機械知能工学科における専門科目カリキュラムは,2年生で基礎学習(座学),3年生で応用実施(実習)という構成であり,全て遠隔で実施された.前報では,実習科目の遠隔化に伴う影響を調査するため「機械設計製図」に着目した.課題は「手巻きウインチ」の計算書作成と組立図,部品図の製図である.単位習得率,課題提出日時をMoodleで調査し,遠隔時と対面時の比較を行った.昨年度は6回目までを遠隔で行い,対面時は課題の進捗確認のみで,課題を宿題化した.これに対し今年度は,3回目までを遠隔で行い,対面時は課題実施の時間とした.本報では,昨年度と今年度における単位習得率,課題提出日時の調査結果を比較し,この講義形態の変化に伴う影響を調査した.