口頭2-B-52022年8月12日(金) 11:30 - 11:55会場:202B

授業形態の差異とグループ分け方法変更によるアクティブラーニング効果

櫻田 陸人(東北学院大学大学院工学研究科)

発表キーワード
アクティブラーニング
Moodle
ユニバーサルデザイン

近年,自ら主体的に行動することで個人の認知力や社会的能力を養うことが期待できるアクティブラーニングが注目されている.そこで我々は,専門必修科目である「ユニバーサル・デザイン(UD)」に導入した.この講義では,Moodleを用いて行う基礎学力試験の結果をもとにグループ分けを行い,商品を企画から販売までを発表している.昨年度は,COVID-19の影響により,Zoomを使用した遠隔授業で行ったが,今年度はグループワークを対面のみで行う.本報では前報までの基礎学力だけでなく,2年次の機械設計製図の成績やGPAを考慮しグループ分けを行うことで,グループのパターンを増やし主体性が向上するのかを調査する.Moodleを用いて基礎学力試験・アンケート・課題を管理した.日本語文章難易度判定システムで管理した課題とグループ発表の他者評価をそれぞれ分析し,アクティブラーニング効果を調査したので報告する.