口頭1-B-62022年8月12日(金) 11:10 - 11:25会場:201B

企業と南高生が取り組むデータマーケティング教育プログラム~愛の瀬鯛の販促研究~

植木 大和(愛媛県立松山南高等学校)

発表キーワード
産学連携
購買データ活用
販促・売場提案

私達は、地元企業でスーパーの㈱フジと総合印刷会社のセキ㈱、購買ビッグデータホルダー企業の㈱True Dataのご協力をいただき、フジ藤原店の売上向上を目指し、購買データの分析・研究、販促企画の立案、店舗での実施、結果の考察を行った。藤原店の購買データから、顧客タイプをA~Fの6タイプに分けて分析し、ターゲットをタイプE「まとめ買い高齢主婦」とした。ターゲットに対して販促を企画し、パネルとPOPを作り、藤原店で2日間施策を行った。そして、藤原店での施策前と施策期間の比較、施策期間での藤原店と他店舗との比較を行い、施策の効果検証を行った。その結果、施策前と施策期間では1商品当たり単価が17.5%向上し、他店舗と比べ2.0%売上が向上した。また、タイプF 「数日分の食事を買いに行く高齢主婦」でも売上が向上した。この結果から、今後は65歳以上の人が5%割引になるシニア感謝デーに実施すればよいと考える。