口頭1-B-52022年8月12日(金) 10:50 - 11:05会場:201B

企業と南高生が取り組むデータマーケティング教育プログラム ~青果の買上回数向上~

大野 海愛(愛媛県立松山南高等学校)

発表キーワード
産学連携
購買データ活用
販促・売場提案

私達は、地元企業のスーパーの㈱フジと総合印刷会社のセキ㈱、購買ビッグデータホルダー企業の㈱True Dataの3社のご協力をいただき、フジ藤原店の売上向上を目指し、購買データの分析・研究、販促企画の立案、店舗での実施、結果の考察を行った。藤原店の購買データから顧客タイプをA~Fの6タイプに分け分析を行い、ターゲットは青果を多く購入している顧客タイプCとし、目標は買上回数を上げることとした。そのターゲット顧客に対して販促を企画し、バスビラ・ポップの設置や野菜とドレッシングの併売などの施策を藤原店で2週間行った。藤原店での施策前と施策期間の比較や施策期間での藤原店と施策未実施店舗との比較を行い、施策効果の検証を行った。その結果、藤原店の施策前と施策期間で買上回数は顧客タイプCにおいて、全体で3.3%、青果で4.8%減少した。この結果から、今後は目標や野菜と併売する商品を変更すればよいと考える。