口頭1-B-32022年8月12日(金) 10:10 - 10:25会場:201B

企業と南高生が取り組むデータマーケティング教育プログラム ~新商品菓子の販促研究~

松永 紗英(愛媛県立松山南高等学校)

発表キーワード
産学連携
購買データ活用
販促・売場提案

私達は、地元企業のスーパー㈱フジと総合印刷会社セキ㈱、東京の購買ビッグデータホルダー企業㈱True Dataのご協力をいただき、フジ藤原店の売上向上を目指し、購買データの分析・研究、販促企画の立案、店舗での実施、結果の考察を行った。藤原店の購買データから、顧客をA~Fの6タイプに分けて分析を行い、ターゲットを「購入個数が少なく人数構成が大きいDタイプ」とした。Dタイプに新商品の菓子の施策を藤原店で2週間行った。藤原店での施策実施期間と未実施期間の比較や藤原店と他店舗の比較を行い、施策効果の検証を行った。その結果、Dタイプにおいて1来店当たりの買上個数は施策前後で0.8%売上が減少し、他店舗と比べ1.7%売上が減少した。また、1商品当たり単価は施策前後では5.9%売上が向上し、他店舗と比べ5.4%売上が向上した。この結果から、今後は商品単価に目を付け、値段の高い商品を売り出せばよいと考える。