口頭1-B-42022年8月12日(金) 10:30 - 10:45会場:201B

企業と南高生が取り組むデータマーケティング教育プログラム ~お総菜の販促研究~

渡部 真唯(愛媛県立松山南高等学校)

発表キーワード
産学連携
購買データ活用
販促・売場提案

私達は、地元企業のスーパー㈱フジと総合印刷会社セキ㈱、購買ビッグデータホルダー企業㈱True Dataにご協力をいただき、フジ藤原店の売上向上を目指し購買データの分析、施策の実施、結果の考察を行った。藤原店の購買データから顧客タイプをA~Fの6タイプに分けて分析し、ターゲットをタイプB「たくさん働く仕事人」とした。ターゲットのユニーク買上会員数の増加を目的にPOP、併売酒、アプリクーポン、DMはがきの施策を藤原店で2週間行った。藤原店での施策前後の比較や施策期間での藤原店と他店舗との比較を行い、施策の効果の検証を行った。その結果、施策前と施策期間ではアプリクーポンは5%売上が向上し、DMはがきは23%売上が向上した。このことから全体に共通する内容を販促するPOP ではなく、ターゲットを絞ったDM はがきがタイプBに合っていたと考えられる。今後は顧客タイプに合った限定的な販促をすればよいと考える。