口頭3-A-22022年8月12日(金) 15:20 - 15:45会場:201A

PBL 型授業における学生スタッフの効果について

竹内 光悦(実践女子大学人間社会学部)

発表キーワード
学生ファシリテーター
グループワーク
社会調査

PBL型授業では学生同士のグループワークも多い。この場合に教員のグループワークへの関与は学生同士のみによる議論の妨げるになる場合もあり、また教員の教え過ぎ指導の問題にもつながるケースもあり、参加者の先輩など、身近で経験をもつ学生がファシリテーターとして、グループワークへの介入の方が望ましい場合もある。このことに関して、オンライン/オフラインに関わらず学生ファシリテーターの存在の有用性については、既にいくつかの研究結果が示すように、受講生からの支持も高い。一方で、学生ファシリテーターにおいても、グループワークのサポートという立場を体験することで、自身の成長を期待でき、これらのサポート方法についても標準化、最適化を目指すことは有益ではあるが、このことに関する研究はまだ十分とは言い難い。本研究では社会調査実習における受講者が感じる学生スタッフの効果に加え、学生スタッフからみた課題を報告する。