口頭2-C-42023年8月18日(金) 11:00 - 11:25会場:202B

強い外発的動機づけを導入した授業における、文系大学生のタイピング能力の変化

姉川 正紀(中村学園大学)

発表キーワード
タイピング
プログラミング
情報リテラシー

近年、スマートフォン等の普及により、大学生のタイピング能力の低下が問題となっている。著者は、コロナ禍前から文系大学生のタイピング能力の調査をおこなってきた。その過程で、著者が担当する情報関係の授業内容に合わせて、タイピングの練習方法や評価方法も変化させてきた。 コロナ禍に入り、学生が以前よりもコンピュータを利用する機会が多くなり、その過程でタイピング能力も向上すると考えていたが、実際にはその程度のコンピュータの利用機会の向上では、明確なタイピング能力の向上は得られなかった。そこで、著者が担当する情報関係の授業内において、強い外発的動機付けをおこなうと共に、従来はおこなっていなかったタイピングの練習も併用した場合の文系大学生のタイピング能力の変化を調査し報告する。 発表に際しては、過去の同様の研究結果との比較が必要である為、過去に発表したデータを引用する場合がありますので、予めご了承下さい。