口頭3-D-42023年8月18日(金) 16:30 - 16:55会場:202B

学力差に対応した機械設計学のアクティブ・ラーニング研究

南條 健人(東北学院大学工学研究科機械工学専攻)

発表キーワード
学力差
対面形式
アクティブ・ラーニング

実業高校出身者と普通高校出身者の学力差が大きいため本講義では基礎科目の復習を行う工夫をしているが,理工系の専門科目は積み上げの教科であるため知識定着が難しい.そのため機械設計学の講義においてアクティブ・ラーニングを取り入れ、より効果的な学習成果を得るための研究を行っている。本報では,基礎テストやアンケート結果から学生の学習意欲に関するばらつきや出身校別による学力の実態を示す.前年度ではオンラインで行われた基礎数学テストを規制緩和に伴い今年度は対面形式で行い、前年度との成績分布を比較した結果平均点が落ちたことが分かった。また、ペアリング学習を行い、さまざまなパターンのペアを作成し歯車・ネジといった機械要素についての発表を行ってもらいペアごとの特徴を調査したので報告する。