口頭3-D-52023年8月18日(金) 17:00 - 17:25会場:202B

グループワークの構成条件と環境の変化による学習成果の影響

千賀 颯斗(東北学院大学大学院)

発表キーワード
アクティブ・ラーニング
Moodle
対面

本校に入学した学生は出身高校により基礎学力に偏りがある.実業高校生は専門科目に優れている.対して,普通高校生は教養科目に優れている傾向がある.理工学系講義は専門科目と教養科目の応用であるため,理解度にそれぞれ差が生じる.その対策として大学は個別サポートを行っているが,解決には至っていない.そこで我々は専門科目である「ユニバーサルデザイン」にアクティブ・ラーニングを取り入れ,より効果的に学習成果を得るための研究を行っている.この講義は原価計算や損益分岐点を考慮した商品開発シミュレーションを行う.本研究では,eラーニングシステム(Moodle)を利用したアンケートや基礎学力試験,出身高校の3つの観点から構成したグループワークを行い,学習成果の影響を解析する.また,近年はWebテストを行っていたが,今年度は対面による基礎学力試験実施したので合わせて報告する.