口頭3-A-12023年8月18日(金) 15:00 - 15:25会場:201A

講義形態変化の影響と機械設計製図課題による学習成果比較

菅原 颯斗(東北学院大学大学院)

発表キーワード
COVID-19
Moodle
製図

COVID-19の影響により大学の講義形態は,オンラインミーティングツールを利用した遠隔形式が主流となっていたが,規制緩和にともない対面で実施することが可能になった.本学の機械知能工学科における専門科目カリキュラムは,2年生で基礎学習(座学),3年生で応用学習(実習)という構成であり,22年度から完全対面で実施された.本報では,講義形態の変化による影響を調査するため2年生で受講する「機械設計製図」に着目した.課題は「手巻きウインチ」の計算書作成と組立図,部品図の製図である.単位習得率,課題提出日時をMoodleで調査し,22年度(完全対面)と21年度(遠隔対面混合)20年度(完全遠隔)の比較を行った.また,1年生時の講義形態に違いによる影響も調査するため.入学以来遠隔講義だった22年度受講者とコロナ流行前の受講者の成績を比較し評価した.