口頭2-A-12023年8月18日(金) 09:30 - 09:55会場:201B

データ・サイエンス教育充実策-定性情報から定量情報への置換に着目した検証-

来栖 正利(流通科学大学商学部)

発表キーワード
データ・サイエンス教育
読解力(国語力)
論理的思考力

定性情報を定量情報に置換することの難しさに着目し、この担当者の思考過程の観察結果を考察する。デジタル技術が繰り出す様々な利便性が話題になり続ける一方、定性情報から定量情報を創作する担当者の適性能力等が俎上に載せられることはほとんどない。データ・サイエンス教育の大前提であるデータ創作者が保持すべき属性を議論したい。そこで、簿記会計が取り扱う取引内容(定性情報)を定量情報(データ)に置き換える記帳作業(仕訳)をデータ創作過程とし、当該作業の誤り(誤答)と学習者の属性との関連性を検討する。