外国籍定住者に対する日本での生活状況調査とSNSでの移民問題啓蒙活動について

発表キーワード

異文化共存

移民統合政策

私は、高校生活を通して異文化共存について関心を持ち、校内において異文化共存のあり方について考えるイベントなどを企画・運営してきた。また異文化共存にとどまらず、日本社会での移民統合政策に視野を広げ、地元国際交流協会や難民支援団体などとの繋がりを作ってきた。そして、こうした団体を通じて日本に定住している外国籍の方々に対して日本での生活に関するインタビューを実施した。インタビューから得られた結果を元に日本社会での異文化共存政策、強いては日本の移民統合政策についての現状・課題について考察する。加えて日本が抱える移民の社会的統合問題改善の一助になるべく、学生の立場から校内外において日本の移民政策の課題点についての啓蒙活動を行った。具体的にはSNS（Instagram）を用いての移民・難民問題についての情報発信を行った。本論文では啓蒙活動の記録と課題・今後の展望について論ずる。