口頭2-C-22023年8月18日(金) 10:00 - 10:25会場:202B
BYOD環境でのPC授業における問題点の整理
- 発表キーワード
- BYOD
- ノートPC
- クラウドサービス
- 環境設定
- OSの違い
BYOD環境でのPC授業は、実習室環境では得られないメリットを享受することができる。たとえば、クラウドサービスによるファイルの自動保存、他者とファイルを共有しての共同作業などが考えられる。ただし、デメリットもある。たとえば、実習室環境で2人席の間にある中間モニターが設置されておらず、前方に設置されるプロジェクターがすべてとなり、細かい文字やメニューをはっきりと読み取れない。特にリテラシーレベルの授業では、初心者の場合、モニターを凝視しながら自らのマシンを動作させて動きを理解することができない。また、全員のマシン環境が揃わないために実習が止まることもあり得る。今後、大学ではますますBYOD環境が加速化されると考えられるが、こういった問題点を整理しておくことは急務であろう。ゆえに今回は、BYOD環境で起こり得る問題点を、実際の運用経験も絡めながら整理することを試みる。