プログラミングロボットを用いたグループ作品制作での達成度とプログラミング能力育成

発表キーワード

ロボット

プログラミング

協調学習

著者らは、独自のプログラミングロボットを用いた大学における授業実践を行っている。対象は文理を問わない一般教育で行っているものであり、知識の前提に差がある学習者のモチベーションを維持しながら、プログラミングの能力を育成するとともに、協調的な活動を主体的に行えるようになることを目的としている。メンバー数のプログラミングロボットを用いたグループ作品の制作を課題として課しており、学習者の達成度はかなり高いことがアンケート等から示唆されているものの、グループでの分担の内容により、プログラミングに殆ど関与しない学習者が発生することがある。各段階でどのような課題と評価を行うべきか、対応について検討を進めている。