口頭4-B-42023年8月19日(土) 11:00 - 11:25会場:304

Microsoft Formsにタイマー機能が付いた意義

小川 健(専修大学・経済学部(生田校舎))

発表キーワード
MicrosoftForms
タイマー機能
強制自動送信

2022(令和4)年,Microsoft Formsにタイマー機能が付いた。本報告ではこの意義を考える。Google Formsの下位互換と言われてきたMicrosoft Formsだが,このタイマー機能が標準化されたことで優位性を持ち,時間制限が標準的な機能として必要と考えられるオンラインテストとしてのスタートラインを切れるようになった。Microsoft Formsは昔でこそ法人アカウント限定だったが,個人アカウントでもサインイン制限等さえ外せば作成可能になったことから,大学のLMSに依存せずある程度使えるようになった。加えて,制限時間が来た際に強制自動送信の機能が付いた。類似の他のものと違う点として,この強制自動送信の機能が必須項目不充分でも「強制送信の場合のみ」送信される形になったため,解いた部分をちゃんと送信されるようになった。本報告では小川(2022)の続きの実践報告部分も含めて扱う。