口頭2-A-52023年8月18日(金) 11:30 - 11:55会場:201B
統計に対する態度を測る指標でみるデータサイエンス基礎教育の教育測定
- 発表キーワード
- 統計に対する態度
- データサイエンス
- 日本語版SATS
初等中等教育および高等教育でもさまざまなデータサイエンスのリテラシー教育が行われている。しかしながら高等教育におけるこれらの導入においては、担当者がデータサイエンス教育を専門としているとは限らず、文部科学省が明示している内容をカリキュラムには反映していても、実際に受講生のリテラシー向上につながっているか否かの専門的な検証はほとんど行われていない。また統計に対する態度を測る指標に対しては、Schau and Emmioglu(2012)の Survey of Attitudes Toward Statistics(SATS)がある。藤井ら(2017)では SATS の日本語版の作成を行っており、SATS に関する詳細やその取り組みについて述べている。本研究では、実施している授業デザインを日本語版 SATS を用いて評価し、受講生のリテラシー向上につながっているかを検証する。