3. フォトレジスタアレイを用いた学生の姿勢判別 ―周囲の照度の影響に関する検討―

発表キーワード

姿勢判別

フォトレジスタ

機械学習

教師は、授業の質を向上させるため、学生の様子を観察・把握しながら授業を進める。しかし、多人数授業ではそれは困難である。本研究ではそのような状況の教師を支援するために、各学生の状況(姿勢)をセンサにより収集することを目標とする。これまで我々の研究グループでは、光センサを直線上に並べたデバイス(フォトレジスタアレイ)を利用した学生の姿勢判別を試みてきた。これまでの研究では、複数の授業中の行動を判別させたときの，測定対象の人物の体格，センサの設置位置などの影響を調査してきた。本発表では、測定環境の変化の影響を調査する。我々が用いるデバイスは，光センサ上の影を測定するため，周囲の照度に測定結果が大きく影響される。授業では，時間経過とともに日差しが変化することもあるため，この影響について検討が必要である。