ポスター立ち会い時間:2024年8月18日(日) 13:40 - 14:40

13. 問題の作成から試験の実施・採点までを支援する簡易CBTシステムの提案

松浦 敏雄(大阪公立大学 )

発表キーワード
CBT
プログラミング問題
問題作成支援

2025年以降の大学入試共通テストで高校教科「情報」が取り入れられることが決まっており、個別の大学の「情報」入試ではCBT(Computer Based Testing)で行うと発表している大学も現れている。CBTでは、従来の紙の入試(PBT)ではできないような出題方法も可能であり、採点のコストの軽減も図れることから、ますますその採用が増加すると予想される。本研究では、通常の選択問題や穴埋め問題に加えて、試験中に受験者がプログラムを作成・実行できるような環境を備えたCBTを実現する。また、問題の作成を支援するGUIを用意し、作成された問題から、XMLへの記述に変換し、XMLの記述を読み込んでCBTを実施する。さらに、自動採点可能な問題に対しては、自動採点を行い、そうでない問題に対しては、採点を支援するGUIを用意することで、CBTの実施をトータルに支援することを目指している。