16. スキルレベルの異なる学習者が集うコンピュータ授業における取組

発表キーワード

MSOffice

一斉授業

コンピュータ・ICTに関するスキルは個人差が大きく、受講者全員が満足するレベルの授業を展開することは難しい。高等学校までにコンピュータに触れる機会が年々増加してきているとはいえ、キーボードやマウスの操作に不慣れな者、デスクトップ型コンピュータの電源の入れ方が分からない者も一定数見受けられる。逆に、高度なパソコンスキルを高等学校までに身に着けた者も多い。本発表では、和洋女子大学共通総合科目（いわゆる一般教養科目）のひとつである「パソコンの基礎と応用」における取組を紹介する。パソコンスキルによるクラス分けをしていないため、スキルレベル・所属学部の異なる学習者が集う授業になっている。MS Officeとメールの使い方を、学生の知識・スキル・モチベーションに合わせて学習できるよう開発した教材の紹介や、授業運営上の問題点などを含めた実践報告を行う。