16. 汎用ロジックICを用いた論理回路学習のためのアップダウン・カウンターの開発

発表キーワード

論理回路

デジタル信号

汎用ロジックIC

情報教育においては、その科学的な理解として、コンピュータにおける情報の内部表現や演算等の理解が必要であると考えられ、２進数や論理回路を扱うことが多い。しかしながら、実際にデジタル回路としてどのような動作を行っているかについて言及されているものは少ない。また、デジタル信号がノイズに強い等の説明がされているものの、現実のスイッチ入力時のノイズ等を軽減するデジタル信号の安定化についての解説はほとんど見られない。本研究では、デジタル回路の基礎的な仕組みや具体的な論理回路の挙動を理解するための身近で興味を持ちやすいツールとして、汎用ロジックIC、7セグメントLED等を用いたアップダウン・カウンター・ガジェットを開発したので報告する。