ポスター立ち会い時間:2025年8月22日(金) 13:40 - 14:40

5. Scratchの買い物ゲームが割合の学習に対する認識に与えた影響に関する研究

菊地 陽香(宮崎大学)

発表キーワード
プログラミング教育
教科教育(算数)
教材開発

本研究では小学校算数科の割合の学習に焦点を当て、Scratchを活用し、割合学習に関する買い物ゲームを開発した。本研究は、開発したゲームが子どもの割合の学習に対する認識に与えた影響について調べることを目的とした。結果、子どもはゲームの楽しさと割合の学習の楽しさとを結びつけたり、ゲームの場面と日常生活の問題解決場面とを結びつけたりすることで割合の学習への意欲の向上に影響を与えた可能性が示唆された。今後の展望として、本研究において開発された買い物ゲームを取り入れ、割合の学習に対する子どもの苦手意識の解消や、プログラミング教育を目的とした授業デザインの提案が考えられる。