口頭2-C-32026年8月18日(火) 10:30 - 10:55会場:30404

AI時代の初年次英語教育における学習者主体性の形成—ICT活用授業の実践評価—

デイヴィス 恵美(大阪成蹊大学)

発表キーワード
学習者主体性
批判的思考
ICT活用型英語教育

本研究は、国際観光学部初年次必修英語科目「英語基礎1・2」を対象に、ICT活用型授業設計における学習者の主体的変容の実態を、混合研究法を用いて検証したものである。授業前後に批判的思考態度尺度(7件法33項目)・大学教育質保証尺度(同14項目)、および授業評価アンケート(5件法22項目)を実施し、計43名のデータを分析した。結果、学習者の批判的思考態度は開放性(M=5.21/7)において高い一方、論理的表現力(M=3.92)に課題が見られた。授業評価では「将来への有用性」(M=4.15/5)・「積極性の向上」(M=4.07)が高く評価された。また学びの姿勢に「変化あり」と回答した学習者は98%(42/43名)に達し、自由記述には自律的取り組みへの移行を示す記述が多数見られた。AI時代における「人間主体の学習」の観点から、教員の関わりと環境設計が主体的変容に果たす役割を考察する。