口頭2-B-22026年8月18日(火) 10:00 - 10:25会場:30303

個人志向性と学力平均化を考慮したグループ学習における効果検証

木村 夏輝(東北学院大学大学院 工学研究科 機械工学専攻)

発表キーワード
アクティブラーニング
機械設計学
グループ編成

理工系の専門科目では,知識の定着に加えて,協調的な問題解決能力の育成を目的にグループ学習が用いられている.しかし,大学環境におけるグループ学習は,既存コミュニティによる人間関係がコミュニケーションに強く影響し,授業外での情報共有を含めた学習環境の全容把握や,意図した編成目的の達成が困難という課題があった.そこで本研究では,グループ編成時に基礎学力テストとアンケートを行うことでグループ内での基礎学力の平均化に加え,アンケート調査に基づく個人の志向性を適合させる手法を取った.これにより,既存コミュニティの壁を越えた授業中に行うコミュニケーションの活性化を促し,学習意欲の向上および学業成績への寄与を検証した.本稿では,提案手法に基づき編成したグループと従来手法によるグループを比較し,最終的な成績,グループ発表の生徒間評価について分析を行い,得られた特徴的な違いについて詳しく説明する.