口頭3-A-32026年8月18日(火) 15:40 - 15:55会場:30402
AI野鳥観測システム及び若年層の干潟への関心を高めるアプリの開発による湿地保全
- 発表キーワード
- AI
- 湿地保全
- アプリケーション
地球の生物種の40%を支え、気候変動緩和に寄与する湿地は、過去50年で35%消失した。保全には「継続的なデータ」と「市民の関心」が不可欠だが、観測者の高齢化と10代の自然離れ(ティーンエイジ・ディップ)が深刻な課題である。 本研究では、これらを解決する双方向連携システムを開発した。1つ目は干潟の管理者向け「Bird Counter」で、既存望遠鏡をモーターと2段階AIで自動化し、重複を除去しながら種類ごとに野鳥の数を記録する。2つ目は10代向けWebアプリ「Bird Quest」で、AI野鳥判定やゲーミフィケーションにより若者の関心を高める。市民の希少鳥発見が管理者に通知される等、両者はデータを共有する。 展示会での実証実験では、体験した10代33名中94%から干潟への関心が高まったとの評価を得た。本システムにより調査コストを大幅に削減しつつ、次世代の自然保護の担い手を育成する。