口頭3-A-72026年8月18日(火) 17:00 - 17:15会場:30402
GPS・気圧情報を用いた屋内位置把握システムの開発-実用性評価と運用課題の検証-
- 発表キーワード
- GPS
- 相対高度
- IoT
探したい人や物の所在が分からない状況は、捜索時間の浪費だけでなく心理的負担を生む。本研究は、多層階構造を持つ学校施設における所在把握の課題に対し、GPSと気圧センサーを併用した位置把握システムの実用化を目的とするものである。前報では、GPSでの平面測位と、基準値と測定値の相対高度を用いた誤差補正により正確な位置・階数判定機器を確立した。本稿では、この開発したシステムを実際の学校現場に試験導入し、教員および生徒を対象とした実環境での運用実験を実施する。具体的には、教員・生徒を対象とした試用を実施し、実運用における捜索時間の削減効果をはじめ、デバイスの装着(携帯性)の評価や、使用者のプライバシー保護の有効性などの分析を行う。また、これらの実証実験から得られた知見をもとに、学校現場における運用の課題を明確にし、病院やオフィスなど他の多層階構造施設への応用も見据えた実装への展望について考察する。