各企画案内
全体会
実施日時 | 8月4日(水)13:00〜13:20 |
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開催場所 | 神大会館 アクセス方法(231KB) お勧めルート(24KB) |
開催挨拶 | 滝川 好夫 神戸大学(2004PCカンファレンス実行委員長) |
挨拶 | 野上 智行 神戸大学学長(2004PCカンファレンス名誉実行委員長) |
司会 | 鳥居 隆司 椙山女学園大学(CIECカンファレンス委員) |
講演会
実施日時 | 8月4日(水)13:20〜15:00 |
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開催場所 | 神大会館 アクセス方法(231KB) お勧めルート(24KB) |
演題 | ユビキタスとエイリアネーション 〜どこにでもあるが故の疎外をいかにして克服するのか〜 辛坊 治郎 読売テレビ解説委員 |
講演要旨
2002年4月に鳴り物入りでスタートした,テレビとCSデジタル衛星とインターネ ットを融合させた「EPサービス」が,今年三月,ひっそりと歴史から消え去った.誰 でもが,デジタルを意識せずに,「斬新で利便性の高い」サービスを享受できるとい う,「ユビキタス」の思想を先取りしたようなシステムはなぜ失敗したのか.その原 因を探ると,デジタル社会に過度の期待をする人々が共通して陥る落とし穴が見えて くる.また,既存メディアの雄,テレビから発信される情報を決定付ける視聴率調査 システムに潜む罠から,ユビキタス社会において予想される情報の属人的格差を考察 し,「どこにでも存在する」ということと,「誰もが恩恵を受ける」ということの違 いについて考えたい.
シンポジウム
「メディアと教育」〜学びのコンテンツを考える〜
このシンポジウムは,情報社会におけるメディアと教育の望ましい在り方を,メディアを媒介した学びの実践を軸に議論したいと考え企画いたしました. ここで取り扱うメディアは,新聞や書籍などの活字メディアや,テレビや映画などの映像メディア だけでなく,コンピュータやインターネット, さらにはテレビゲームや携帯電話などのデジタルメディアを含んでいます.
メディアが伝達する多様な情報を教材あるいは資料として活用していく場合に,コンテンツの作成と共有がきわめて重要となります. そこでこのシンポジウムでは"学びのコンテンツを考える"ことを副題としました.
わが国の学校教育は情報社会の進展に対応して情報教育にはこの数年熱心に取り組んできましたが, メディアと教育については従来型のテレビやビデオといった視聴覚の利用教育やNIE(Newspaper in Education,教育に新聞を)などの「メディアを使う 教育」にとどまっていました. しかし,最近こうした「メディアを使う教育」から,メディアが伝える情報をクリティカルに読み解き, 情報を主体的に創造し発信していくメディアリテラシー教育が学校や大学の中でも実施され始めました. そこでは,メディアが伝える情報そのものが学習コンテンツになることはもちろんですが,それら の情報を生徒や学生たちが加工して, あたらしい学習コンテンツを作成し,共有する 取り組みもさかんに行われています.
このシンポジウムでは,学びのコンテンツの創造的な制作・開発が,学校や社会のなかでより身近に実現できる環境の整備と指導者の育成が急務であることを踏まえつつ, これまでの情報教育やメディアリテラシー教育を超えて,学校から大学,社会に至るまでのメディアと教育に関わる様々な課題を議論したいと思っています.
パネリスト | 石井 和則 兵庫県立兵庫高等学校 |
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石田 晴久 多摩美術大学 |
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猪俣富美子 東外大アジアアフリカ言語文化研究所,研究支援推進員 |
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福島 健介 八王子市立七国小学校 |
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司会 | 筒井 洋一 京都精華大学(CIECカンファレンス委員) |
イブニングトーク
実施日時 | 8月4日(水)18:15〜21:00 |
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開催場所 | 神戸大学瀧川記念学術交流会館またはLANS BOX2階喫茶(テーマ別人数との関係で,場所を指定させていただきます) |
「神戸の百万ドルの夜景を見ながら,ともに語らいませんか」
参加者自身が呼びかけたテーマごとに分かれて,ざっくばらんに語り合います.
<現在までに出されているテーマ>
テーマ | 「大学における理工系講義用イーラーニング教材の開発と活用」 |
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趣旨 | (1)一般物 理学などの基礎科目教材 (2)補修用教材 (3)専門科目用教材 (4)JAVAなどの活用 (5)学習管理システム (6)効果的教育法 (7)学内の教材作成支援体制 (8)教材の相互活用のあり方 (9)大学の中期目標の中でのイーラーニングなどについて すでに行われている活動の経験交流やこれから進めようとしている試みなどについて 意見交換をしたい. |
参加対象 | 関心のある人すべて |
テーマ | オープンソースソフトウェアで始める「eラーニング」 |
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趣旨 | 教育は文化で す.コンピュータを使った教育はこれから築き上げていく文化です.オープンソースソフトウェアを使えば,誰からも制約されずに「eラーニング」に取り組んでいけま す.オープンソースソフトウェア「Moodle」でどこまでそれが実現できるか語りたいと思います. |
参加対象 | 大学,高校,中学校,小学校の教員および企業の教育担当 |
テーマ | 家庭でのインターネット利用 |
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趣旨 | 出会い系サイト,ネットオークション, メール,チャットなどに関わる事件が注目されている.家庭における子どものインタ ーネット利用に保護者がどのように対応すればよいのかが緊急課題になっているので関係者と情報交換したい. |
参加対象 | 保護者,小・中・高等学校の教員 |
テーマ | 大学生協の学生向けパソコン提案の取り組みの交流 |
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趣旨 | 現在全国で集約中の「教材・学習用PCの取り組みに関するアンケート」についての共有と交流およびCIEC第46回研究会「大学生協の学生向けパソコン提案の取り組みと実際」の報告と交流を中心に,情報交換を行いたい |
参加対象 | 大学生協職員,大学の教員,企業の方 |
テーマ | 「なんだろう,日本人の英語力」 |
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趣旨 | iEARN国際会議スロバキア大会での辛い経験を元にして果たして 日本人の英語力は必要とした上で英語教育がなされているのか,また,PCとインターネットの時代は,英語での情報を洪水のように机上に溢れさせるが,それに耐えて有力に使える英語力を持つ日本人を育てる英語教育案があるのか,関心のある皆さんと語りたい. |
参加対象 | PCや国際会議,日本の英語教育に関心のある方 |
※テーマの追加は締め切りました.
<参加申し込み・飲食のご案内>
本年のイブニングトーク会場は,神戸市内の夜景が一望できる絶景のロケーションです.(市内に飲みに行くより断然お得なコースであるとの実行委員長推奨の会場です)そのため,実行委員会では,従来のお弁当+飲料=1000円をやめて,下記の3種類を用意してお待ちしております.
- 簡単に軽食(サンドイッチ=500円)を食べて,神戸市内の2次会に流れる方向き
- オードブル(1000円)を食べながら,とことん,雰囲気を味わい,語り合う場にしたい方向き
- サンドイッチ+オードブルを希望する方
※上記3種類とも飲料(ビール,ソフトドリンク等)は,会場にて別途販売します.別途,イブニングトーク時にパーティ形式をご希望のグループは下記までご相談・ご連絡ください.
連絡先 | 神戸大学生活協同組合サービスセンター(事業開発室) 電話:078-882-1033 FAX:078-882-1697(担当:浅野) |
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開催地企画
生きる道具としてのIT技術
〜被災地から生まれた防災に役立つコンピューティング〜
自立した生活者になるためには「必要な情報を収集し,合理的に判断・選択し行動すること」が必要になりますが, 「情報収集」「判断」「選択」に役立つどのような道具があるのだろうか?最新のハイテク情報技術が私たちの「生活」にどのように貢献できるのだろうか? その実践例は?今回は,阪神淡路大震災から10年を迎えつつある開催地神戸として,大震災の教訓を踏まえた防災関連のコンピュータシステムの実践例を講演とデモによって紹介し, 「人が生きる道具としてのコンピュータ」の活用事例を知り体験し,そしてその目指すところについて考えることを新しい「学び」の契機にして頂きたいと思います.
一つ目の報告とデモでは,兵庫県が阪神淡路大震災の教訓を踏まえ,地震災害だけでなくあらゆる災害に対応できる災害対応情報ネットワークシステムとして構築した 「フェニックス防災情報システム」を紹介します.災害対策本部の意思決定を支援するトータルシステムですが,防災関係機関にWeb技術を利用して最新情報を提供するとともに, 一般県民にはホームページにより防災関係情報を提供する地域社会全体で支える開かれたシステムを指向しています.
二つ目の報告とデモでは,神戸市において震災を契機にして進められた地盤調査や地盤と震災被害の関係についての研究成果をデータベース化したGIS(地理情報システム)? 「神戸JIBANKUN」を紹介します.被害と地盤の関係が地理情報システムの活用によってビジュアルな情報として表現されることによって, その情報の共有・活用が安全な都市づくりにいかに役立とうとしているか?神戸ならではの事例紹介です.
以上の二つの報告と連動して参加者の皆さんに両システムを疑似体験した頂く機会も用意したいと思います.なお,この企画に参加頂き, 別途オフション企画で紹介している「人と防災未来センター」(HAT神戸)や「NIRO神戸ロボット研究所」[臨床研究情報センター]などの施設見学と連動させることによって, 開催地神戸ならではの「体験と学び」の機会として頂きたいと思います.
講演及びデモ1 | 阪神淡路大震災の教訓を踏まえた実践的な防災システム 〜「新フェニックス防災システム」〜 曽根 孝 兵庫県企画管理部防災局防災通信室室長 |
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講演及びデモ2 | 震災被害のデータベース化から安全な都市づくりに 〜地理情報システム「神戸JIBANKUN」〜 沖村 孝 神戸大学・都市安全研究センター副センター長 |
小中高部会企画
「これでいいのか情報教育」
〜高等学校「情報」,中学校「技術・家庭」を検証する〜
新指導要領が小中学校で実施されて2年,高等学校では1年が経ちました.特に高等学校の「情報」は,戦後初めての新教科ということもあり, 教員の間には実施にあたっての不安や心配などから,各地ではさまざまな研究会や講習会が開かれ,熱気に溢れていました.そして実施して1年が経過し, かつての熱い時が去り「情報」もようやく軌道にのったかのように見えます.
しかし,実状はどうなのでしょうか.実施前に懸念されたカリキュラム,評価,教員体制,教材,教科書, コンピュータ環境などさまざまな問題点は本当にクリアしているのでしょうか.そして,中学校と高等学校の連携, さらには高等学校・大学の連携はうまく取れているのでしょうか.高等学校によっては,教員は専任ではなく非常勤講師対応で, また授業内容は依然としてワープロソフトや表計算ソフトなどの使用方法を学ぶ,つまりコンピュータリテラシーに終始しているところもあると聞きます. そして,各地でどのような取り組みを行っているか実状はなかなか情報交換できていません.
この小中高部会企画では情報教育の目的を再確認し,これからの高度情報通信社会に生きる子どもたちに情報教育として「どのような力」を育むのか本音で語り合うために, 講演,事例発表,意見交換などを企画しています.関心のある皆さまの積極的な参加と「熱い」議論を期待しています.
基調講演 | 林 英輔 麗澤大学 |
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事例発表 | 山品 利男 六甲アイランド高等学校 松枝 英男 神戸市立丸山中学校 |
討論 | これでいいのか情報教育 |
大学生協企画
「大学によるパソコン必携化への動きと,そのサポートのあり方」
「人が生きる道具としてのコンピュータ」をテーマに開催される2004PCカンファレンス.コンピュータを利用した教育とは何か,どうあるべきかを考えながら, 大学生協として出来るサポートとはなにかを考える時ではないでしょうか.近年,教育学系を中心にPC必携のとりくみが,複数の大学ですすめられています. そこには年間通しての,そして4年間を見据えてのサポートと,状況に応じてその事業化が求められてきます.
一方で,大学の教育内容により深く入り込んだサポートを模索している生協もあります.教育内容とリンクしたサポートを, ハードメーカーやソフトハウスと一緒に取り組んでいくことができれば,大学生協そしてCIECらしい取り組みだと言えるのではないでしょうか.
というわけで,学生へのPCサポートの全国実践事例をひろいあげ,学生・教員・生協職員,そしてメーカー,それぞれの立場で,成功・失敗事例の分析を行い, サポートのあり方にまで迫っていければと考えています.
今回は,簡単な事例報告をもとに,ディスカッションを中心に進めていく予定です.先立って行っている私学の進んだ例,そして,国立教育系, もっともっと手を上げてもらって・・・ぜひ一緒に議論しましょう.
ワークショップ
国際コミュニケーションセンターにおける外国語支援体制の紹介およびワークショップ
参加申し込み | 英語教育に関心のある方.事前申し込み先着40名.
(キャンセル待ち予約を10名まで受け付けます) |
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神戸大学では,平成15年10月,外国語に関する研究及び,外国語科目に関わる教育の企画・運営・実施等を行う組織として,国際コミュニケーションセンターを発足させました. センターでは教室での授業と平行して,教室外での学習環境の整備を重視しています.
本企画では,ランゲージハブ室を中心とした,センター活動の紹介と,CALL室でコ
ンピュータを実際に操作してもらう形でワークショップを行います.ワークショップでは
1) スキルチェック,学力診断システムの導入と開発,
2) コーパス言語学にもとづく,有効な語彙指導,
3) ホームページを活用した英語授業実践などを行う予定です.
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詳細はこちら(workshop.pdf/30kb)
オプション企画
実施日時 | 8月6日(金)13:00〜 |
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集合時間と場所 | 参加者に別途ご連絡致します |
オプション企画1
参加費および申し込み | 別刷りの大学生協からの案内をご覧の上,お申し込みください. |
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神戸市は神戸医療産業都市構想など様々な先進プロジェクトを立ち上げており,古くからの港町,神戸のポートアイランドにはいくつかの研究開発施設が点在しています. 普段は見学できないこれら施設のうちいくつかを今回特別に見学させていただくことになりました.最新の画像処理やデータベース技術を応用した先端医療, レスキューロボットの実演など先端科学にふれるツアーです.施設見学のあとは,灘の酒蔵散策や明石海峡周遊など港神戸を満喫し,ゆったりとくつろいでください.
オプション企画2
参加費および申し込み | 別刷りの大学生協からの案内をご覧の上,お申し込ください. |
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阪神・淡路大震災(1・17)の経験と教訓を次の世代に継承し,いのちの尊さと共に生きることの素晴らしさを体感・発見できる施設がHAT神戸に完成しました. おとずれた人に,当時の震災とはなんだったのか,あるいは防災に関する知恵や知識をわ かりやすく発信している「人と防災未来センター」を見学します. そのあとは,大震災によりことごとく破壊されそこから見事に復興した灘の酒蔵を巡って見学します.醸造香のただよう中,震災と復興についての思いをめぐらせてみてください.
※お酒の苦手な方には,布引ハーブ園で多種のハーブをお楽しみいただくコースも用意します.
オプション企画3
〜「インテルCentrinoモバイル・テクノロジ」搭載レッツノート製造工程をみる〜
参加費 | 無料 |
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定員 | 50名(定員を超えましたので,申し込みを締め切りました) |
松下電器より,今,モバイルPCで大人気のPanasonicレッツノートの生産工場見学コース.
高品質にこだわり,国内生産に取り組む製造スタイルのご紹介と多様化するユーザーニーズに対応する多品種少量生産の取り組みをご紹介いたします.
インテルより,学生生活に欠かせなくなったモバイルPCについて,最新の市場動向とモバイル製品戦略をご紹介いたします.