ポスター立ち会い時間:2022年8月12日(金) 12:35 - 13:35

21. あいまいなアナログとデジタルの境界の理解を支援する教材の試作

加藤 良将(名名古屋芸術大学)

発表キーワード
センサ
アナログ
デジタル

デジタル化が進む現代社会では、データとデジタル技術を活用し、様々な業務等を変革するDXが推進されている。高等学校の情報Iにおいても、情報のデジタル化の科学的な理解に基づいて状況に応じた判断力を養うため、アナログデータとデジタルデータの違い、アナログとデジタルの特性と利点等についての解説もある。このようにアナログとデジタルの違いを理解することは重要であるが、この境界は非常にあいまいで、コンピュータの「1」と「0」のデジタル信号の出力の長さを変化させる手法でアナログ出力は実現できる。そこで、我々は、アナログとデジタルの違いの理解を支援するために、ほぼ同じ機能のライントレーサーとして、光センサからの入力をアナログ回路で増幅することによって動作させるタイプと、コンピュータで処理し、その結果をモータドライバで動作させるタイプの表面実装部品で構成される教材を試作したので報告する。