ポスター立ち会い時間:2023年8月18日(金) 13:40 - 14:40
5. オンライン授業におけるアクティブラーニングによるグループワークの評価
- 発表キーワード
- 対面授業
- オンライン授業
- 学生による評価
ある大学のアクティブラーニングを活用したグループ ワークは,学生同士だけでなく,教師と学生の間の双方向のやり取りが特徴である。COVID-19 の蔓延により,2020 年と 2021 年に対面授業からオンライン同期授業への移行が行われた。本研究では,5,268 人の学生に対して実施したアンケートにより修得したデータの統計分析を行った。その結果、オンライン授業では「学生生活への理解」「帰属意識」「意見表明」「傾聴」「規律」「学びの深さ」で、対面授業よりも有意に高い評価を得ていることがわかった。一方,「少人数クラス」「異なる考えを持つ学生との交流」「グループワーク」では対面授業の評価が高かった。また自由記述では、Zoom を介してオンライン 授業を実施することで、グループ学習における相互交流に対する学生の認識が向上したことが示された。